京都でジャック・ドーシーおすすめヴィパッサナー瞑想10日間コースに参加してきたよ。

ヴィパッサナー瞑想の修行が終わり早1週間がたった。
ぼくはジャック・ドーシーのファンでツイートを見て参加しただけなので悟りを開きたいとか、解脱し人の役に立ちたいとか、何か目的があったわけでなかった。
京都の瞑想センターは自然豊かで早朝は霧に包まれ、夜は満天の星空とホタルが森を照らしとても幻想的でした。休憩時間は毎日ここで散歩しました。
10日間のうち最初の4日間は寂しさ、自己嫌悪、脚の激痛に悩まされたけど毎日瞑想を続け知恵を身につけ徐々に適応していき5日目以降は小さな問題はありましたが苦悩を感じることはなくなった。
ヴィパッサナー瞑想は苦悩から抜け出すための技です。人生は苦悩の連続です。苦悩は渇望と嫌悪への執着から生まれます。渇望と嫌悪は感覚から生まれます。その感覚とはなんの脈略もなく、なんの合理性もなく生まれては消え、生まれては消えていくという自然の法です。10日間インターネットもなく参加者同士話すことも目を合わせることも禁止されます。読書も音楽も激しい運動も禁止されます。参加する前は考えることがなくなるだろうと思いましたが人間は考え続けます。過去のことや未来のことをなんの脈略もなく、なんの合理性もなく考え続けます。ヴィパッサナー瞑想ではこの思考や五感をただ観察し続けます。呼吸をコントロールしたりカウントしたりしません。ただ感覚を観察し続けそれに気づく力を身につけます。感覚に気づき反応するのではなくただ観察し続ける心の平静さを身につけます。1時間座っていると身体のどこかが痒くなったり痛くなったりします。かいたり、脚を組み替えたりして反応してはいけません。ただ痒みや痛みを観察し続けます。痒みや痛みも生まれては消えていくという自然の法であることを身体で理解するために脚の激痛をただ観察し続けます。今では最長2時間脚を組み替えずに座ることができます。
これが1日のスケジュールです。
感覚に反応してしまうのは心の癖です。この心の癖に気づいてないことを「無知」と言います。汝自身を知るとはこの「無知」を克服することです。最初の4日間で自分がいかに無知か知り、残りの6日間でヴィパッサナー瞑想の修行をし心の癖を修正します。
感覚への気づきはあるがままの現実を受け入れ今を生きるための技です。渇望と嫌悪は過去や未来からやってきます。渇望や嫌悪に反応するのではなく平静さを保ち感覚に意識を向けできるだけ苦悩から抜け出しましょう。
この10日間で何かが変わったとは思いませんがこれからも注意深く観察していきます🧘
pura vida🤙ピュアライフ🤗